広報がメディアの人と知り合う8つの方法(Webメディア編)

自社のことを応援してくれたり興味を持ってくれたり、ときにはちょっと難しい情報でも日ごろのリレーションがしっかりと出来ていれば無理をしてでも差し込みをしてくれる。本当に広報/PRにとっては毎回五体投地をしてもしたりないくらいの存在なのがメディアのみなさま。

わたしも本当に感謝の日々で、ちょっと無理をしてでも差し込んでくれた日には、泣くくらいうれしいものです。マジで泣くからうける。

そんな、大好きで大切なメディアの方々も、まずは知り合いにならなければはじまりません。

今回は、メディアの人と知り合う主要な方法8つをご紹介します。一応Webメディア編として分けてみましたが、いる場所やとる方法が多少違うだけで、マスメディアもそこまで大きくは変わらないので、マスメディア編を待たずしても参考になると思います。

また、5段階別に難易度を分けていますが、知り合ってそれなりにちゃんと話せるようになるまでの難易度です。★が多ければ多いほど、難しいです。

また、知り合っても、その先は自分次第なので頑張りましょう。

①友だちがメディアの人(難易度:☆☆☆☆☆)
めっちゃ楽!難しいことなんてなにもない!
これからも仲良くしていこう!

②知り合いに紹介してもらう(難易度:★★☆☆☆)
広報仲間、同僚、友だち。意外とメディアの人は近くにいるかもしれません。知り合いに紹介してもらって、その知り合いと一緒にランチMTGや会食などを設定したり、メッセンジャーでグループを作ってもらったりしてやりとりして、後日正式に会社にお伺いしてご紹介させていただくことが多いです。

わたしもメディア側として知り合いに紹介されることがありますが、みんな焼肉やイタリアンを食べさせてくれるので大好きです。
(メディアの方は忙しい人が多いので、焼肉やイタリアンを喜ぶかは人次第です、無理強いしないように)

③引き継ぐ(難易度:★★★☆☆)
自社の元広報や先輩から引き継ぐパターンです。その会社の担当として応援してくれたり興味を持ってくれたりしている人なので話はしやすいですが、広報は属人的なところが大きいので、引き継がれたんだからなにもしなくてもなんとかなるだろう、してくれるだろう、と思わずに、その人を超えるぞ、という気持ちで、一からちゃんと関係を構築していきましょう。

ただ、この後に出て来る高難易度のものに比べたらすでに関係性があるので、やりやすいと思います。

④自社のイベントに来てもらった人と知り合う(難易度:★★★☆☆)
イベントをよくやっている会社の広報さん、あとは、メディアの方と知り合うためのPRイベントを開催するという方法もあるのですが、普通にしていたら来てくれないメディアさんも、面白そうなイベントを行うとご招待出来たり、向こうから取材申請してくれたりすることもあります。

ちなみに、わたしが過去に株式会社 闇でやった「ホラコン」もBtoCのイベントの側面ももちろんありましたが、実はPRを目的としたメディア誘致のイベントでした。イベントは、ユーザーや取引先のためのものだけではないんやで。

⑤交流会とか勉強会とかイベントとか、いそうな所に出向く(難易度:★★★☆☆)
Web業界の人はイベントごとが大好き、な気がする。交流会とか勉強会とかに行って名刺交換をして後日ご連絡をしてお伺いして改めてご紹介させていただきます。

わたしもたまーに、仲の良い広報の方とメディアの方を集めてサバゲーとかボドゲとかやっているのですが、CVR高いです。

⑥会社に連絡をとってアポイントをとる(難易度:★★★★☆)
メディアの運営会社を調べれば、代表電話・お問い合わせ先が(ほとんどの場合は)すぐに出てきます。スルーされることが多いのですが、どうしても繋がりたいメディアがあれば、チャレンジしない手はありません。

わたしの場合は、まずはメールかフォームからご連絡をして、数日もんもんと待ち、連絡がない場合は本当に申し訳なさそうに電話をして、編集の方に取り次いでもらいます。

もちろん、取り次いでもらえない場合や、営業の人に回される場合(記事広じゃないの!)、取り次がれても断られる場合のほうが多いです。その電話で会ってくれるメディアさんにはその場で五体投地です。ダメだった場合は、数ヶ月後にまた再チャレンジして、繋がるまで頑張りますが、その間に①とか②とか④とか⑤とかで繋がれる場合もあります。

⑦ライターさんに連絡をとってアポイントをとる(難易度:★★★★☆)
いままでは、割と編集部の中の人と知り合う方法でしたが、メディアにはフリーランスのライターさんを抱えているケースが多いので、ライターさんに連絡をとって、そのライターさんに会ったり、編集部に繋いでもらったりする方法もあります。

ここに関しては、さらに細分化してご紹介します。

・記名記事からたどる
記名記事というのは、メディアの記事でライターさんが自分の名前を出しているもの。

これはわたしのページですが、記事内のライター名をクリックすると、こんな感じでそのライターさんの過去記事がアーカイブされていたりします。

これを見ていると、この人はこういうものが好きなのかな、こういうのに興味があるのかな、と少し分かってきます。わたしも割とごちゃっとしているものの、まあなんとなく、そして、絶対に興味のないジャンルとかは分かるんじゃないでしょうか。

こういうのを見て、この人自社のサービスに興味を持ってくれるな、となった場合は、その人のTwitterやfbを調べて、連絡をとってみます。fbを見てもし知り合いがいたら②に移行出来ますしね。

・Twitterで検索してみる
メディア側から記名記事からたどってライターさんを見つける方法もありますが、Twitterで「メディア名 記者」「メディア名 ライター」のAND検索をする方法もあり、この場合も、記名記事の方法と同様に連絡をとってみるといいでしょう。

また、Twitterでの検索は(良し悪しはおいて)「記者」や「ライター」だけでも出来るので、有名なメディアさんはある程度抑えられていると思いますが、これからのメディアさんの場合は、こういう方法で逆メディア検索をすることも可能です。もちろん、その場合は、そのライターさん、そのメディアのことを、ちゃんと勉強してから連絡をしましょう。

ちなみにこの⑦の方法、やり方を間違えると「なんだこいつ」とケースが多いので、この方法をとる場合は、特に慎重に行ってくださいね。

最近わたしもライターとして、某PR会社の方からTwitterのDMで、(会社名と名前は書いてあるけれども)付き合いもない会社の誰かも分からない方からいきなり「イベントやるんで取材きてください!」みたいな連絡をいただいて「なんだこいつ」ってなりましたあ!

⑧飛び込み営業をする(難易度:★★★★★)
コネもなければいくら連絡しても繋がらない!死ぬ!みたいなパターンもたまにあります。

その場合、本当の最終手段として、飛び込み営業をする、という可能性も出てきます。が、本当に難しく、基本的には失敗する(迷惑がられる)ことが多いので、本当に最終手段がいいと思います。ダメだった場合、自分の心が折れる音も聞こえますし。

アポイントがなくても担当者が出てきてくれるケース、受付の人に渡しておいてもらえるように託すケース、郵便受けに入れるケース、いろんなケースを想定して、名刺を持って、ファクトブック(会社概要)を持って、いくつかそのメディアに合いそうなプレスリリースを持って、会えない可能性も踏まえて手紙を持って伺いましょう。会えるほうが奇跡なので、冷たくあしらわれても当然怒らず。

ちなみに、わたしも過去何度かやってきたなかでもちろん上手くいかないことのほうが多かったですが、その後も続いているメディアさんもいるので、奇跡を信じてみるのもいいと思います。ただし、本当に迷惑だけはかけないように。このブログに書いてあったから!と言ってクレームきたら、泣きながら即閉鎖するからな!

広報がメディアの人と知り合う方法として、8つの方法を紹介してきましたが、タイミングやステージの変化で、⑧を狙っていたのに④で知り合えた!とかもあると思うので、全ての方法を可能性として知っておいてほしいと思って今回ご紹介しました。

広報は、本当に人との繋がりが大切な職種だと思っていて、わたしはそれこそ1年目から今までずっと仲良くしてくださっているメディアさんもたくさんいます。

出会い方はなににせよ、そのあとどういう関係性になるかは広報次第だと思うので、どんな方法であっても、一人一人と向き合って大切にしていけるといいと思います。