プレスリリースを偏愛するわたしが送る、プレスリリースを上手に書けるようになる方法

このブログは、「広報マーケティング Advent Calendar 2018」に参加しています!

完全に自分のせいですが、すごくバタバタしてしまいわーー!と言いながら書いたらギリギリ(アウト)なタイミングになってしまったので、あとでゆっくり編集します……!(すみません!)

ーーー

去年もプレスリリースについて書きましたが、やっぱり今年もプレスリリースについて書こうと思います。

そもそも、どうしてこわたしはこんなにプレスリリースに萌え、プレスリリースを愛でているのかを知ってもらうため、すこしだけ思い出話をさせてください。

わたしとプレスリリースの出会いは、大学二年生のとき。アメリカの大学に通っていたわたしは、まだ専攻がしっかりと決まっていたなかったのですが(マーケティングかメディアかくらいにはしぼってた)大好きな教授のクラスだから、という理由で取ったのが、プレスリリースという授業でした。

アメリカ企業のプレスリリースをたくさん読み、そして、ケーススタディとして自分でも書いてみる。授業ということで、特に新商品発表や危機管理の内容が多かった記憶があります。

そして大学卒業後になんやかんやあって、一社目となるオンラインゲーム会社に広報として入社。IT企業の広報、というと聞こえはいいですが、入社後数ヶ月間のわたしの仕事は、朝から晩までプレスリリースを書くことでした。

このオンラインゲーム会社は当時、運営タイトルが10個くらいあって、それぞれが毎週アップデートやらガチャやらイベントやらがあるので、多いときで一日7本プレスリリースを出す日も。

しかも、「サンタコスガチャ新登場!」はまだよくて、「サンタコスガチャの色違い(緑)が登場!」からの「サンタコスガチャの色違い(黒)が登場!」からの「サンタコスガチャの色違い(白)が登場!」とか、色違いや柄違いで何回かこするんですよ。そして、これならまだテンプレート化できるのでいいのですが、全然違うニュースも当然ある。

書いても書いても、配信しても配信しても終わらない、無間地獄にいるようでした。というか地獄よりも待遇が悪かった!

すこし、といいつつ800文字も書いてしまいましたが、とにかくそんな無間地獄を経て、その後も上場企業からホールディングスの広報として色々なタイプのプレスリリースを書くことを経て、いまでは情報さえまとまっていれば、ほぼ初見でまとめられるくらいの実力は持っています。

偉そうだけど、たぶん500本くらいのプレスリリースは書いているはずだし、プレスリリースをちょっと面白くしてメディアに取り上げられたり、アドバイスしてあげたり代筆してあげたりしているので許してほしい。

それで、ようやく本題に戻るのですが、いまではプレスリリースなんて息をするように書けるようになったわたしが、ここまで来るためにやったことをご紹介します。

他社のプレスリリースを研究する

有名企業、同業他社、そして、PR TIMESはランキングが見られるのでランキング上位のプレスリリースは、毎日時間をとって読んでいました。

読むときは、ひとつひとつプリントアウトして、赤ペンを持って気付いたことをメモしながら。例えば「画像で情報がまとめられていて分かりやすい」とか「この表現が分かりやすい」とか。別に誰かに見せるわけじゃないので、どんな内容でも、どんなに文字が汚くても、気にせず。

それを一定期間ファイリングしておくのですが、プレスリリースをそれなりに書いたあとでパラパラ見返すと、その時には無かった視点が増えていて、面白いです。

ちなみに、ベンチャー・スタートアップ界隈の人が注意しないといけないのが、「広報のいない同業他社のプレスリリースは注意」ということ。広報未経験者、例えばCEOとかが片手間で書いたんだろうな〜っていうプレスリリースは本当にたくさんあるので、それは反面教師にしましょう。

どれが「いいプレスリリース」か、どれが「わるいプレスリリース」か、が分からないうちは、有名企業、PR TIMESはランキング、あとはそれなりに経験のつんだ広報のいる同業他社にしぼるのが無難かもしれません。

自社のプレスリリースのフォーマットを作る

これも少し上記とかぶるのですが、いろんな会社を見ていると、この会社のプレスリリース のフォーマットいいな、と思える会社さんが出てくると思います。それを真似、というかオマージュさせてもらう、のはいいかもしれません。

蛇足ですが、プレスリリースってどうやって作っていますか?

わたしはずっとWord派で、PR会社が作ってくるPower Pointについては毛嫌いしていたんですよね。記事化するときもコピペしにくいし。

でも、最近たまたまPower Pointで作る機会があって作ってみたのですが、まあそんなに毛嫌いしてやることもないかな、と思えるくらいには仲直りが出来た気がします。まあでも自分で作るなら絶対にWordだけど。

ちなみに、メディアの人に聞いてめちゃくちゃ笑ったのが、Excelで作られたプレスリリース。悪さしかないのにあえてなぜ?と思いました。一度出会ってみたいものです。

日本語を頑張る

わたしも別に日本語が得意なわけじゃないんですが、プレスリリースっぽい文章、ってやっぱりあるので、日本語が仮に不得意であったとしても、最低限そこをマスター出来ればいい気がしています。

あとはおすすめが、メディアのバイブルみたいな位置付けの本で「記者ハンドブック」というものがあるのですが(広報にも「広報・マスコミハンドブック」がありますね)漢字と平仮名どちらを使うのか、送り仮名はどう付けるのか、同音異義語の使い分け、などなどプレスリリースを書くうえで出てくるちょっとした気になるところをカバーできるのです。

新聞記者をはじめとしたメディアの人が言葉に迷ったときに頼る本なので、これをスタンダードにして広報もプレスリリースを作成するのが良さそうです。

知らないふりをして読んでみる

これはわたしもいまだにやっていますが、プレスリリースを書く際、やっぱり自社のことになるとどうしても「自分は分かっていること」を書くので、初見の人や詳しくない人にとっては細かい説明が必要なことも、そのまま書いてしまうことがあります。

そういうとき、一番気軽にできるのは一日や二日置いてまっさらな気持ちで読んでみること。これだけでもかなり客観的に見ることができます。

それでもまだ分からないときは、例えば社内に新入社員の人に見てもらう。(守秘義務的なところがクリアになるのであれば)家族や知人に見てもらう。というのでももちろん大丈夫。

とにかく、初見の人や詳しくない人が見てもなにを伝えたいのかが分かるようなプレスリリースを目指しましょう。

とにかく書いてみる

プレスリリースは、本当に書けば書くだけ自分のパターンが決まってくるので、上手くなるしスピードも上がります。

自社のプレスリリースはもちろん、「もし自分が書くならこうする」みたいなケーススタディ的な形で、いろいろな会社、いろいろなパターンのプレスリリースを実際に書いてみるといいでしょう。

ちなみに、わたしは300本書いたくらいからなんとなくこなれてきた感じがあったと思います。

プレスリリースを書くうえでオススメの書籍

基本的には、他社のプレスリリースを研究するでも十分だとは思いますが、もしもう少し深く学びたいという方に向けて、プレスリリースを書くうえでオススメの書籍のご紹介も。

実践! プレスリリース道場 完全版

正直この本を一冊買った上で紹介していることをやれば、プレスリリースについてはなんとなかると言い切れるバイブルとなり得る一冊。

プレスリリースの基本的な書き方から、ベストリリースの紹介・解説までされています。

ニュースリリース大全集

違う業種に転職をした、新しくはじめるサービスが全くの異業種だ、みたいな、いつもと違うプレスリリースを書かないといけないときにおすすめな一冊。「販売」「キャンペーン・プロモーション」みたいなインデックスでいろんな会社のプレスリリースを引けるので、さくっと調べたいときにとても便利です。

また、パラパラ眺めるだけでいろいろなプレスリリースを見られるので、いろいろな発見もあって面白いと思います。

ーーー

ということで、聖なるクリスマスイブの夜、わたしからのプレゼントは、この「プレスリリースを偏愛するわたしが送る、プレスリリースを上手に書けるようになる方法」でした。

最後に。本当に自分自身でも、プレスリリースに対して拗らせてんなっていう感情、というか愛情があるので、2019年はプレスリリースに萌え、プレスリリースを愛でるイベントをやりたいと思っています。

まだ今年を生き抜くのに必死すぎて、やりたいな、と思っているだけなのですが、決まったらTwitter(@ericaohara)などでお知らせするので、フォローなどをするといいと思います。

それでは!メリークリスマス!